鶴見川と人の流れに寄り添いながら・・・
正式名称は、「綱島高野山弘法寺久光院」。
準別格本山である当寺は、當利真戒師により開山され、昭和20年5月に宗教団体法に基づき、神奈川県知事の認可を受け、総本山金剛峯寺の承認を得ました。
現在のお堂は昭和45年に着工し、足掛け10年の時を経て昭和56年に完成したものです。
これからも鶴見川の流れに寄り添い、人の流れを見守りながら、永遠の時を刻んでゆきます。
真横を流れる鶴見川
お寺の横を流れる鶴見川は景色も最高です。当寺にお越しの際、河川敷を散歩をしながらいらっしゃるのはいかがでしょうか。
背景画像として使用しているこちらの模様は、東京から神奈川に流れる鶴見川をイメージして掲載したものです。
初代・當利真戒師のご紹介
久光院初代 當利真戒は、明治36年徳島県に生まれる。
小学校を卒業して上京、旧制開成中学校を卒業後、日本大学法学部入学。卒業するや判検事を希望したるも思想的に混迷を生じ、紀州高野山に登山。
昭和15年に相模原市、津久井町の二ヵ寺の住職となり、その後、浦賀と伊勢原の計四ヵ寺の住職となる。
その後、大東亜戦争の為、高野山東京別院に寄食し、翼賛壮年団理事、警視庁教養部練成指導員等々を勤む。
終戦と同時に現在の綱島に新寺建立し、専心寺門の興立と弘法大師精神を宣布し、菩提を弔ふ道場とした。