お寺散策コラム


久光院寺務長が、神社仏閣を参拝した紀行日記です。

おすすめポイント、楽しみ方をご紹介します。

是非、旅の参考になさってください。

                                    高野山参拝 その8(2019・12・4)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です。

大掃除の真っ只中、今年最後のお参りです。

お付き合い宜しくお願いします

「姿見の井戸」と有ります。

井戸に顔がしっかり映れば、健康で長生きするそうです。

映らないと三年以内になんとやら・・・💦

高野杉の巨木の中を進みます。

この杉は通称、三本杉と呼ばれています。

根元は一つなんです。一体どういうことなのか?

実は三本の杉の木が並んで生まれました。

負けじとすくすく育ちましたところ・・・?

いつのまにやら、くっついてしまいましたとさ。

一の橋から御廟まで約1.9キロの参道にお墓は20万基有ります。

その中で、一番大きいのがお江様の供養塔で6.6メートルの五輪塔です。

女人禁制であったその時代にです。さすが江姫さま

全身濡れた仏様が並んでいます。ひしゃくで水をかけている方もいます。

一番多いのが、地蔵菩薩様のようです。

水向け地蔵と呼ばれています。

お水を手向けて、亡きあの方の冥福を祈ります。

川が流れています。お大師様の御廟はこの川の向こうです。

名前は玉川(たまがわ)。大寒の日、ここは水行場となります。

御廟の橋です。此の向こうは聖域の中の聖域です。

奥に見えるのが燈篭(とうろう)堂です。

亡きあの方の供養の為、所狭しと灯ろうが寄進されています。

その真後ろに大師が御修行下さっているお堂が有ります。

ご案内したいのですが、撮影はここまでです。

久光院境内のにおい桜が綺麗に咲きました。

6月にうっかり咲いたので、ちゃんと咲くのか心配しましたが

心配ご無用でありました

境内一杯に香りが包みます。

まだまだ蕾がありますので、初詣でもお花見いただけます。

お地蔵様のお袈裟も新しくなりました。

高野山奥ノ院では、今日のこの日も弘法大師が「わしはまだまだ修行が足りんのだ。よし、今日こそ望む私になってみせるぞ。」と1200年間お堂の中でご修行されております。

私も大師の背中を見失う事無く、精進してまいります。

今年一年有難う御座いました。来年も宜しくお願い致します。

                                    高野山参拝 その8(2019・12・4)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です。

今回は高野山奥之院を一緒にご参拝頂けたらと思います。

では、奥之院御廟(ごびょう)に続くを参道歩いてみましょう。

こちらは石田三成公のお墓です。離れた場所ではありますが、豊臣家代々のお墓もあります。


右、明智光秀公のお墓もあります。

不思議な事に何度お墓を新しくしても割れてしまうそうです。

因みに離れた場所ではありますが、織田信長公のお墓もあります。

高野山では敵も味方も無いのです

武将の供養塔ばかりでは有りません。

歌舞伎成田屋のお墓もお参りさせて頂きましょう。

こちらは汗かき地蔵様のお堂です。名前の通りいつもお身体が濡れているお地蔵様です。

あの世とこの世で苦しむ者を救わんと忙しく動いて下さっているので、いつも汗をかいているのです。

有りがたや有りがたや

いかがでしたか?今日の参拝はここまでに致します。敢えてお墓の写真は控えました。やはり、皆さんご自身でお参りに行って頂きたいからです。

直接、汗かき地蔵様のお姿も直接拝見し、拝んで頂きたいと思います。

今回も有難う御座いました。

                                    高野山参拝 その7(2019・11・27)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です。

今回も高野山を一緒にお参りお付き合い下さい。

高野山伽藍の最終回です。

こちらは三昧堂(さんまいどう)です。

大日如来様がお祀りされている西行法師ゆかりのお堂です。

写真では分かりにくいとは思いますが、非常に小さいお堂です

ちなみに西行さんは和歌山県の打田出身とも言われています。

お坊様では有りますが、特定の宗派に所属していたわけではないようです。

三昧堂と西行桜の写真です。

伽藍には塔が三つ。大塔、西塔とこちらの東塔(とうとう)です。

昭和59年再建の新しい塔です。

私は大阪出身で、小学5年生の林間学舎は高野山でした。

写生の時間に書いたのがこの東塔でした。

あの頃は、出家するとは全く思ってなかったなぁ~。

東塔前から金剛峯寺方面に抜けるこの参道は蛇腹路(じゃばらみち)と呼ばれます。

大師が竹ぼうきで蛇を払ったと云う伝承から名付けられました。

こちらは勧学院(かんがくいん)と呼ばれるお寺です。

高野山真言宗僧侶の学道修練道場です。今でも毎年、勧学会と呼ばれる学道修行が行われています。

20年近く前、私くしもここで良く叱られた鍛えて頂いたほろ苦い思い出の道場です。

いかがでしたか?

今回で伽藍参拝は結願となります。次回は奥之院に参拝したいと思います。

お付き合い有難う御座いました。

                                    高野山参拝 その6(2019・11・19)

おはようございます。久光院寺務長です。

今回は動画もアップいたします。

高野山伽藍の続きとなります。

この釣鐘は「大塔の鐘」と呼ばれています。

火災で三度焼失しているので、四代目ですから「高野四郎」と呼ばれています。

除夜の鐘もこの釣鐘です。一日の最後は午後11時に突かれます。

修行時代、消灯9時、翌朝は3時起きです。寝付けずに、この鐘の音を聞いてしまうと「明日無事に一日乗り越えれるだろうか?」と不安になったのも今では懐かしい思い出です。

お不動様をお祀りしている「国宝」不動堂です。

不動の脇に運慶作「国宝」八大童子がお祀りされています。(今は霊宝館)

こちらは愛染堂(あいぜんどう)です

お写真が撮れませんので、こちら

久光院の愛染明王様を拝んで頂きましょう。

全身朱色なのは、名前の通り愛に染まっているのです。

こちらは大会堂(だいえどう)です。

大きな阿弥陀様がお祀りされています。

伽藍を舞台に大きな法要(法会)が有る際は、山内住職がこのお堂に集まりスタートするので

大きな法会が始まるお堂で大会堂と呼ばれます。

高野山の修行僧が伽藍参拝をしている姿です。

大学(高校)を卒業して、道場に入ります。

甲高い声、私もあの頃は声が高かったなぁ~

今日はこの辺りで、お付き合い有難う御座いました。

                                    高野山参拝 その5(2019・10・30)

皆様、おはようございます。久光院寺務長です。

今回もお付き合い宜しくお願いします。

前回は大門を参拝致しましたが、今一度壇上伽藍に戻ります。

以前、根本大塔を案内させて頂きましたが、壇上伽藍には他にも塔が有ります。

伽藍の西北にある多宝塔(たほうとう)で西塔(さいとう)と呼ばれます。大塔が49メートルならば、

こちらは高さ27メートル。大日如来様を中心に五仏がお祀りされています。

こちらは孔雀堂と呼ばれます。西塔もしかり中を覗いて頂ければ、

孔雀明王(くじゃくみょうおう)様のお姿を拝見出来るのですが、写真を撮るのが気が引けるので

ごめんなさい。

久光院の孔雀明王様はこちらです

久光院の客殿にいらっしゃる孔雀明王様です。

客殿は月に二回のお写経でも使うお部屋です。

写経会にご参加頂ければ、お会いできますよ。

あれあれ?

沢山の修行僧がお参りしています。真言宗の僧侶になるが為、一番厳しい修行の最中です。

当院住職も私くしも二十数年前は共に修行に励みましたが、当時は同期が80人おりました

大きく人数が少なくなりました。

孔雀堂の隣は准胝観音(じゅんでいかんのん)をお祀りのお堂です。

准胝様は仏母(ぶつも)とも呼ばれます。

修行僧は親元を離れ、家が、母が恋しく准胝さまに手をあわしているのです。


こちらは久光院境内にお祀りされている准胝様です。


こちらのお堂は御影堂(みえどう)です。

大師の弟子真如(しんにょ)親王(平城天皇様の皇子)が描かれた大師の肖像画をお祀りしています。

中を覗きましても、みえ堂ですが、見えません。

旧の3月20日夜、正御影のお逮夜の際は法要の後、参拝下さる皆様にもお堂の中にお入り頂けます。

いかがでしたか?

高野山参拝まだまだ続きます。

高野山参拝、写真を増やしてアップしなおしました。

またみて下さい

今日はこのへんで、有難う御座いました。

                                    高野山参拝 その4(2019・10・22)

皆様、おはようございます。久光院寺務長です。

秋も深まりつつあります。

今回もお付き合いお願いします。

前回、案内しましたのが中門でしたが、中が有るなら大もある。

その通り、こちらは高野山の入口にある大門(だいもん)です。

大門を正面に、左側には鳥居があります。

ここから一キロ弱登ったところに大師がお祀りされた嶽弁財天(だけべんざいてん)様の祠が有ります。

その参道入口の鳥居です。

今回はここから遥拝(ようはい)させて頂きます。

※遥拝・・・遥か彼方から拝むの意味

大門に少し近づいてみましょう。

大きな仁王様がお祀りされています。別名、金剛力士とも呼ばれます。

こちらは阿形像です。

江戸時代、仏師康意がお彫り下さいました。

吽形像は運長の作です。

因みに和歌山県下で一番大きい門だそうです。

次は麓の岩出市根来衆、根来塗りで有名な根来寺(真言宗)の山門

その次は西国観音3番札所粉河寺(こかわでら)の山門です。

またいつか一緒にお参りしましょう

文字がありますが、そこには

「日々の影向を欠かさずして、処々の遺跡を検知す」

とあります。

「私を頼り救いを望む者有らば、貴方の元に参上しましょう。私のゆかりの地にお参りなさい。

必ずお救い差し上げましょう。」

大師を慕い、沢山の方が高野山もしかり、四国八十八ヶ所霊場等をお参り下さるのも、その思いに導かれてのことなんだなあ~。と改めてそう感じます。

お大師さまゆかりの地、久光院でお待ちしております^^

本日も有難う御座いました。

                                    高野山参拝 その3(2019・10・5)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です。

まだまだ日中は暑いですね。

高野山をお参りして、涼しい気持ちになりましょう。

今回もお付き合いお願いします。

壇上伽藍の入口には大きな門が有ります。中門(ちゅうもん)と云います。

四天王様が入口を御守り下さっています

長らく基礎石のみでしたが平成27年高野山開創1200年に併せて再建されました。

こちらは多聞天(たもんてん)です。四天王の中で一番お力が強いそうです。左手にお持ちの宝塔からは福徳がとめどなく溢れ出ています。守護のみならず、幸福も下さいます。七福神に入れば毘沙門天と名前が変わります。

多聞天と対にお祀りされているのが持国天(じこくてん)です

元々の中門は多聞天、持国天の二天でありましたが、しかし、後ろに廻ってみますと・・・

筆と巻物をお持ちの、広目天(こうもくてん)様がお祀りされています

特徴的なのが、胸にアブラセミがとまっています。鳴き声がどこまでも届く如く「守護遍満」を表しているそうです。

片やこちらは増長天(ぞうじょうてん)胸に勝ち虫のトンボがとまっています。

前にしか飛ばない=如何なる悪にも立ち向かう。後退しない。の意味があるそうです。

元々の世界遺産に決まってからの中門再建事業、ユネスコの許可を貰うにも手続きをが

大変であったそうです。

今日はこの辺でお付き合い有難う御座いました

                                    高野山参拝 その2(2019・9・5)

皆様、おはようございます。久光院寺務長です。

暑さ寒さも彼岸まで、もう少し頑張りましょう。

さて、今回もお付き合い宜しくお願いします。

六角経蔵(ろっかくきょうぞう)と呼ばれるお堂です。

鳥羽天皇妃が天皇様の供養のために、紺色の紙に金の絵具で一切経を千巻お写経し納めた蔵です。

お堂の下あたりに角のようなものが幾本か生えているのが分かりますか?

実は・・・

取っ手で有りまして、みんな一緒に力を合わせて回します。

お経を心を込めて拝むのと同じ功徳が有ります

お堂ごとグルグル回る訳では無いので悪しからず、

そんな事になれば、秘仏のお釈迦様が目を回してしまいます。

あれ?

高野山に鳥居が有ります。

その向こうにお堂が見えます。裏に廻ってみましょう。

先ほどのお堂は山王院と云いまして、毎月16日は山内の僧侶が沢山集まり法要が厳修されます。

鳥居があると言う事は一体・・・?

お堂の名は山王院、山の王様、つまり高野山全体を守護下さっている地主神がお祀りされているのです。

大師が山の麓で身長2mを遥かに超えた狩人に出会います。

連れていた白黒の猟犬が道を案内下さいました。中腹で、女神さまに出会います。

「あの狩人は私の息子、我々が末永くこの地を貴方の教えを守りましょう」

と約束下さいました。そして、たどり着いたのが高野山です。

大師は御社を建立し高野明神(こうやみょうじん)として大切にお祀りされました

あれあれ?

皆さん何をされているのか?

実は大師ゆかりの三鈷の松(三葉の松)を探しています。

財布の中に入れて、大切に肌身離さずの御守りにしますとお金に困らないそうです。

必死にさがさなければ・・・

有りました。

写真のピントがずれています。ごめんなさい。

今日はこの辺りで、お付き合い有難う御座いました。

                                    高野山参拝 その1(2019・8・28)

皆様、おはようございます。久光院寺務長です。

今朝、境内を掃除しておりますとツクツクボウシが鳴いておりました

夏の終わりを感じました。

さて、突然ですが、皆様は高野山に行かれた事はありますか?

これは高野山の根本大塔(こんぽんだいとう)の写真です。

高さは約49メートル、弘法大師様が高野山で最初に建て始めたのがこの塔です

でも新しそうに見えますね。

多宝塔(たほうとう)と言えば、どこかのお寺で拝見された事があるかもしれません。

現在の大塔は昭和12年に建立されたものです。

中には大きな金色五体の如来像がお祀りされています。

屋根から垂れ下がっている細い物は避雷針です

堂内は撮影禁止ですので、写真はありません。ごめんなさい

このお堂は金堂(こんどう)と言います。

高野山全体の総本堂となるお堂です。

ちなみに、高野山には、なんと117ヶ寺のお寺があります。

その中で、宿坊は52ヶ寺です。

金堂の軒下を撮影しました。

ちらりと後ろに見える根本大塔と比べて

こちらは歴史を感じます。

でも、昭和七年の再・再・再・再・再建です。

現在は七代目。

でも、なぜそんなにも?

山上にある背の高い建物は雷の標的になるのです。

まだ、避雷針の発明されていなかったんですね

本尊は薬壺をお持ちでない薬師如来(秘仏)です。

阿シュク如来とも呼ばれます。

今日はこの辺りで、一生に一度は高野山へ参拝下さいませ。

お付き合い有難う御座いました。



                                    守り本尊巡礼 結願(2019・8・7)

皆様、こんにちは。

酷暑の折、いかがお過ごしでしょうか?

今回は結願(けちがん)の回お付き合い下さい。


戌亥年の守り本尊様はこのお方。

髪型がらほつで、飾りが無い。如来様だとわかります。

指で輪っかを作っています。阿弥陀定印を結んでいます。

阿弥陀如来とわかりました。

こちらの阿弥陀様は御手が互い違いになっていますが。

やっぱり、両手に輪っかをお作りです。


こちらは掛け軸「山越え(し)阿弥陀図」と呼ばれます。

御手を胸元で並べ、やっぱり輪っかをお作りです。

手元を見ると阿弥陀様だとわかりました。

こちらは「お釈迦様の涅槃像」と

「阿弥陀聖衆来迎図あみだしょうじゅうらいごうず」です。

阿弥陀様が真ん中にお座りになり(こちらは御手が互い違いです)、

25の菩薩様が周りを囲んでいます。

実は仏画ではなく、刺繍なんです。

写真では、わかりませんね。

土日は法事等でご案内出来ないことが多いですが。拝観案内もさせて頂いております。

お気軽にお声がけ下さい

                                    守り本尊巡礼 その7(2019・7・26)

皆様、こんにちは。

七月盆とお施餓鬼法要を終えて、ホッとしている今日この頃です。

改めまして、久光院寺務長です

守り本尊巡りも佳境に入って参りました。

お付き合い宜しくお願いします。

酉年生まれの方は不動明王様が守り本尊様です。

右手には剣、左手には投げ縄、背中には火炎。

顔は怒っています。

台座は蓮の花ではないようです。


こちらのお不動様も大磐石(だいばんじゃく)大岩の上にお座りです。
お不動様の頭上を拝見しますとこんなところに蓮の花が咲いています。

蓮は泥水の中から蕾を上げて綺麗な花を咲かせます。

どこか泥に染まっていないか?汚されていないか?

何処も泥が付いていません。不思議ですね

こちらのお不動様は蓮の花がよくわかりますね。


大岩にお立ちになったお不動様です。頭上には蓮の花。

向かって右、こんがら童子。左、せいたか童子。お弟子様を従えています。

身体のお色は青黒です。濃い濃い青は黒に見えます。

こちらのお不動様は奈良宝山寺開山湛海(たんかい)さんの掛け軸のお姿です。黄色いお不動様もいらっしゃるのですね。

私達の生きる世界も泥水の中です。煩悩まみれの世の中です。

でも、貴方は泥に染まらず、正しく真っ直ぐ行きなさい。社会の泥水を栄養にして、この上ない綺麗な花を咲かせなさい。

お不動様は「染まるな(怒)」の表情をされているのです。

このはなはにおい桜です。

毎年、秋に咲く花が七月に咲きました。

梅雨の長雨で涼しい日が続いたので、勘違いしたみたいです。

香りを楽しみにお足を運んで頂けたらと思います。

                                    守り本尊巡礼 その6(2019・7・3)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です

今回も守り本尊巡礼宜しくお願いします

このお手元を見て、人差し指を立てたらドロンだとなりますね

このお手の形は智拳印(ちけんいん)と云います。

どんな仏様なのでしょうか?

如来様は仏の中の最高位ですから、煩悩が無く装飾品は全く無く、布一枚(これが袈裟です)のお姿です。頭は螺髪(らほつ)で、お釈迦様もこの髪型です。


こちらが先ほどの仏様です。

お名前は大日(だいにち)如来様と云います。

如来様ですが、装飾品を身に付けて、頭には冠むりまでお乗せです。

実は仏様の中の王様なんです。

王様らしく、綺麗に着飾っている如来となる訳です

手元を見て、「あっ、大日如来様だ。」とわかります

詳しく云うと金剛界(こんごうかい)大日如来様です

じゃあこの仏様は?実はこの方も如来様です

着飾ってる如来様は大日さまだけなはずでは?

はいその通り。

だってこのお方も大日如来様なのですから・・・

因みに法界定印(ほうかいじょういん)と云う印を結んでいます

胎蔵界(たいぞうかい)大日如来様です

王様の周りには沢山の仏が囲みます。

今日は未年、申年の方の守り本尊様をお参りさせて頂きました。

知り合いの未申の方を思うと頭が上がらないような気がします。

王様に守って頂いてるから敵わないんだな~

お付き合い有難う御座いました。

                                    守り本尊巡礼 その5(2019・6・21)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です

今回も守り本尊巡礼ご一緒くださいませ。

こちらのお写真を見て頂きますと、双子の様にそっくりです。

まず、首飾り(装飾品)に長い髪の毛。菩薩であることがわかります。

向かって左が前回ご案内した普賢様です。手元を見ると同じように合掌されています。

どこかに違う箇所があるのでしょうか?

こちらが普賢様の髪型

こちらの菩薩は水瓶の髪飾りが付いていますね

こちらは午年の守り本尊、勢至(せいし)菩薩様です

無限の光明と智恵によって、悩み苦しむ我々をお救い下さるのです。

因みに水瓶(すいびょう)でなく、宝瓶(ほうびょう)です。

久光院の他の勢至様を探してみました。

こちらも宝瓶に合掌されています。

仏画の勢至様です。

宝瓶ははっきりわかりませんが、合掌されています。

こちらの勢至様は片膝を立てています。

すぐにでもそばに行き、お救い差し上げる。

そんな思いが感じられます。

今日はこのあたりで、暑い日、雨の日と過ごしやすい季節ではありませんが。

皆様体調にはお気を付けください。

勢至様見守って下さいね

                                    守り本尊巡礼 その4(2019・6・5)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です

今回も守り本尊巡礼の続き、お付き合いお願いします。

こちらのお姿を見てわかる事は装飾品(首飾り)がありますので、

菩薩様だろうな?とわかります。手元は合掌されています。

合掌された菩薩様はお二方思い浮かぶのですが・・・。

看板には「おんさんまやさとばん」と真言があります。

辰(たつ)巳(み)年の普賢(ふげん)菩薩さまでした。

法華経には白い象に乗り合掌されていると有ります。

白い象に乗った普賢菩薩様です。

以前、十三仏巡りの時に紹介しました。

でも、合掌はしていません。

こちらも普賢様、白い象に乗りお数珠と経本をお持ちですね。

お坊様がお傍にお仕えしてます。

持ち物は様々なようです。

久光院の紫陽花も見頃です

                                    守り本尊巡礼 その3(2019・5・20)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です

今回は守り本尊巡礼の続きです。

お付き合い宜しくお願い致します。

突然ですが、こちらはある仏様の頭上を撮影した写真です。

不思議な髪型をしています。

サザエさん?

束ねた髪=髻(もとどり)が5つ

左手には経典(お経の本)をお持ちです。

形が巻物なので経巻(きょうかん)と云った方が良いですね

右手には剣をお持ちです。

さてこの仏様はどなたでしょうか?

うさぎ年生まれのかたの守り本尊、文殊菩薩様です。

髪型が特徴的ですね。束ねた5つの髪から五髻(けい)文殊と呼ばれます。

智恵のの文殊様。経巻をお持ちなのはわかりますが、剣をお持ちなのは意外ですね。

本堂渡り廊下には、こちらの文殊様もお祀りされています。

髪型も持物も異なるので本当に文殊様なのかな?

そう感じてしまいますが、足元に動物が居ます。これは獅子、ライオンです。

獅子の上にお座りなので、「間違いない、智恵の文殊様だ。」

とわかります。

境内に咲くシャクヤク

牡丹も大きく咲きました

めでたく紅白です。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花も綺麗に咲いてくれました。

いかがでしたか?

仏像を見て、お名前を導きだすのは非常に難しいところですが、くじけず学んでまいりましょう。

今日はこの辺で、有難う御座いました

                                    花まつり(2019・4・25)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です

今回は久光院の行事を紹介いたします。

四月八日はお釈迦様の誕生日です。

お花が沢山咲く時期にお生まれになりましたので『花祭り』と呼ばれます。

因みに弘法大師様は六月十五日が誕生日です。

木々が緑に包まれる頃、故に『青葉祭り』と呼ばれます。                  

お釈迦様はインドの方です。王子様として生まれました。お父様は王様です。

国中が喜びで包まれて、お祭り騒ぎとなりました。お天道様も喜んで、温かく甘い雨が降りました。

その雨を産湯とされました。                         

その後、すぐに立ち上がり、天と地を指さして「天上天下唯我独尊」と云いました。

その故事に因み、お釈迦様のお像に甘茶を全身におかけして「おめでとう。」の心を

お供えするお作法となりました。

また、参拝の方も甘茶を飲み、釈迦のお徳を頂戴します。                           

この日は久光院近くの保育園の園児達もお参りに来てくれます。

あいにくの雨模様、今年は室内でのお話とお参りになりました。

今年の花祭りはあの日と同じ甘露の雨が降りました。

                           

また、甘茶を飲みにお参りお待ちしております

                           

久光院のしだれ桜も綺麗にさいてくれました。                           

                                    守り本尊巡礼 その2(2019・4・4)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です。

今回も久光院守り本尊巡礼スタートです。

丑寅年生まれの方は虚空蔵菩薩様になります。

境内にいらっしゃるお姿を拝んでいただきましょう。

                           

久光院は真言宗のお寺です。弘法大師空海様の宗派です。

因みに空海様は寅年或いは丑年であるとされておりまして、

どちらにしても虚空蔵菩薩様が守り本尊であることは間違いないようです。

故に熱心に拝まれました。

二十歳頃の空海さんは

阿波の大瀧が岳にて真言を100万遍唱え

場所を変え室戸岬の洞窟で100万遍唱え

オンバザラアラタンノウオン

ではなく                           

ノウボウアキャシャギャラバヤオンアリキャアマリボリソワカ

と一日16時間程、繰り返し、繰り返し唱え続けました。

食事は一日一食蕎麦粉を練ったものを口にするのみ(塩断ち)です。

阿波で100日。土佐で100日。

200日目、明けの星(明星)が口の中に飛び込んできて、虚空(宇宙)の藏を手に入れました。

お経であろうと百科事典であろうと一読で総てを暗記し、熟解出来る能力を得ました。

守り本尊様を深く信心すれば、格別なお徳を頂ける事を証明下さいました。

                           

樹木葬やすらぎの白木蓮が満開になりました。

花言葉は慈悲・高潔です

                           

レッドロビンの生垣も元気よく新芽を出し、まっ赤に染まりました。

丑寅年の方は空海様と同じ虚空蔵様です。

格別なお徳を授かるために、一度久光院に御参拝下さいませ

                           

                                    守り本尊巡礼 その1(2019・3・27)

皆様、ご無沙汰しております。久光院寺務長です。

今回も久光院の境内をご案内させて頂きます。

皆様は守り本尊と云うお言葉を御存じですか?

生まれ年の十二支によって、ご縁の深い仏様が決まっているのです。

                           

こちらが守り本尊様です。

一番手前が子年の守り本尊様の千手観音様です。

                           

こちらの千手観音様は16本の御手をお持ちです。基本は40本の御手のようです。

、久光院には本当に千本の御手の観音様がおられます。

御紹介致しましょう。このお方です。                          

頭上に11のお顔、小の手が1000、中の手が40、合掌の御手を合わせると1042本の御手を持つ観音様です。十一面千手千眼観世音菩薩と申します。

でも眼が1000とはこれ如何に?

少し近くに寄ってみましょう。

                           

隙間なく小さな御手が並びます。掌には何か?模様らしきものが・・・

もう少し近づいてみましょう

                           

手相と思いきや、こんなところに目がありました。

名前の通り、千の手と千の眼を持つ観音様です。非常に貴重なお姿なんです。

子年の方がご参拝下さる際は、ご遠慮なくお声がけ下さい。

守り本尊様の御前までご案内致します。

ゲンペイしだれ(桃)が咲き始めました。


しだれ桜も二輪半、開花宣言間近です 

今回もお付き合い有難う御座いました

                                    お寺の台所(2019・3・4)

皆様、おはようございます。久光院寺務長です。今日もまた一日雨模様ですね。

でも、心は晴れやかに参りましょう。

さて、お家にお仏壇が有りますと、朝に夕に手を合わす機会を頂きます。これは誠に有り難い事です

また、台所に荒神札をお祀りされているご家庭も多いかと思います。                     

久光院もかまどの神様、荒神様をお祀りしています。

そして隣には                      

食を司る大黒様をお祀りしています。

高野山金剛峯寺もかまどの上に荒神様を、台所の全体を見渡せる場所に大黒様をお祀りしています。  

むかしは住職の奥様を「大黒さん」とお呼びしていたそうです。

お寺の台所を守る方→奥様→大黒さんとなる訳です。 

綱島の氏神様、諏訪神社の御札もお祀りしています。  

禅宗のお寺では台所に韋駄天(イダテン)さんをお祀りするのですが、

当院の韋駄天さんは大広間の床の間にいらっしゃいます。

今回もお付き合い有難う御座いました。


少しずつ暖かくなり、境内の花も咲き始めています。   

椿の大輪       

樹木葬のシンボルツリー白モクレン(花言葉は慈悲)も咲き始めました      

香り豊かなジンジョウゲも満開近し 

どうぞ一度、久光院にお散歩がてら御参拝下さい。  

                                    平成31年2月3日久光院節分会(2019・2・21)

                    皆様おはようございます。寺務長です。

                    今回は久光院節分会を紹介したいと思います。       

皆でお経を拝んでいる光景        

行者が法剣(かたな)で結界をはり、本堂を浄める作法をしているところ       

                    梵天(ぼんてん)にて参拝者の心身を浄めているところ         

大般若(だいはんにゃ)経の風を皆様にお届けしているところ       

護摩の炎で御札を祈願しています      

願い事お名前を読み上げている光景        

鬼が登場        

祈願が終わりました         

豆まき、餅まきが始まりました         

みかんやおかし、ぬいぐるみも        

たくさんの福徳をお拾いいただきました        

いかがでしたか?ご参加自由です。是非一度ご参加ください

今回もお付き合い有難う御座いました   

                                    勝手気ままに七福神巡り その2(2019・2・5)

皆様おはようございます。久光院寺務長です。

続いて、菊名駅に戻ります。

そう云えば、駅前に「ラーメンえびす」ってあったなあ~

お店の看板を探しましたが、えびす様のお姿はなく、残念・・・

と思いきや          

いらっしゃいました。おたからやの看板に「えびす様と大黒様」です。

勝手気まま七福神巡り。こちらのえびす様をお参りします。

 えびす様は七福神の中で、唯一の日本生まれの神様なんです。

覚えておきましょう。


そこから程無くで菊名神社が有ります。         

御祭神は五柱の神々です。武内宿祢(たけうちのすくね)とお名前が有ります。

この方は一円札の肖像画。五朝(5代の天皇様)にお仕えされた伝説の大臣です。

一説には齢300歳以上とされています。

言うなれば、仙人。日本の寿老人です。

菊名神社を勝手気ままに寿老人札所として参拝させて頂きましょう。        

祝詞をとなえお参りも済ませ、御朱印も頂きました。         

記念撮影 パシャリ

 

菊名神社を後にして、綱島街道を久光院に向けて進みます。

札所間は一番長いかと思います。

いらっしゃいました。

レストランオークラ本店の駐車場に布袋様です。          

七福神の中、唯一の実在人物です。

中国道教のお坊様なんです。

お世話になった方々がお礼にお食事を振る舞いました。

残さず食べたら、布袋さん太っちゃったんですね。

 

残すは御一方、もうすぐ久光院に到着してしまいます。

万事休す

目の前に久光院が見えてきました。          

頭の長い御爺さん、福禄寿様が久光院にいらっしゃいました。

何とか七福神巡り満願を迎える事が出来ました。

 

あれあれ福禄寿様の向かって左は布袋さん、右は毘沙門さん          

なーんだ、久光院には七福神様が勢ぞろい下さっているのなら、初めから久光院にお参りにくれば良かった。

オチが付いたところで、七福神参拝でも久光院にお参り下さいませ  

今回もお付き合い有難う御座いました。       

                                    勝手気ままに七福神巡り その1(2019・1・21)

皆様こんにちは。久光院寺務長です。

今回は勝手気ままに七福神巡りをしてみたいと思います。

東急東横線妙蓮寺駅からスタートし、線路沿いを歩いて(実は自転車です)久光院までの区間で七福神様に出会えるか?

むちゃくちゃな企画です。

お付き合い頂けたら幸いです。元気よく行きましょう。 

この写真は菊名池公園プールです。           

菊名池公園に弁財天様がいらっしゃいます。

レデイーファースト、弁天様を参拝させて頂きましょう。         

鳥居の前で記念撮影 パシャリ 

   

こちらは横浜七福神の札所でもあります。            

境内には綺麗なピンクの八重椿が咲いていました。

お参り祝詞と般若心経を拝ませて頂きました。             

御納経(御朱印)も頂きました。            

記念撮影 パシャリ            

そこから菊名駅に向います。

するといらしゃいました。石材店さんの大黒様です。

  

前を通る方がおなかをなでなでされているようです。

お手を合わし、記念撮影をパチリ        

             

続いて、菊名駅のファミリーマートの階段を登り、道向かいにお寺が有ります。

浄土宗連勝寺の毘沙門天さまがに参拝させて頂きましょう。             

般若心経を拝み、納経(御朱印)も頂きました。

こちらもまた、横浜七福神の札所です。

ここまで、弁財天、大黒天、毘沙門天。このお三方はインド生まれの神様です。

○○天と付く神様は、インド生まれなんです。 


いかがでしたか?今日はここまでに致します。

無事にこのお参り終える事が出来るのでしょうか?

乞うご期待。              

                                    新春初護摩法要厳修いたしました (2019・1・1)

明けましておめでとう御座います。久光院寺務長です。今年も宜しくお願いします。

一年最初の法要の様子をお伝えできればと思います。

元旦11時より新春初護摩法要を厳修しております。

今年一年の皆々様の『家内安全』を祈願いたしております。              

祈願文を唱え、各家の「家内安全」を祈願している様子です。

                    皆様の願いとお名前の書かれた護摩木を炎と煙で、お不動様にお届けします。

参拝頂いた皆様がお一人お一人護摩壇のお傍にて御幣を薫じている様子です。

 

当院の法要は経は共に拝み、本尊様の御前に参拝頂く、ご参加頂く法要なんです。

 来年はどうぞ、久光院の初護摩法要にご参加くださいませ。

 また来月2313時より節分会、(豆まき餅まき、鬼も登場します)

皆様のご参加お待ちしております                   

                   

                                    久光院に鳥居がある理由 その2(2018・12・22)

                   皆様、おはようございます。久光院寺務長です。

                   今年最後のコラム更新張り切って参りましょう。

今年もやって参りました。豊川稲荷妙厳寺、久光院の鎮守様の故郷(御実家)に一年に一度

お里帰り頂きます。

車で約4時間かかります。

実は今年は私はお伴できず、住職がご参拝下さいました。

 本堂にてご祈願頂いて御神体にパワー注入頂く訳です

 私も大阪が実家なのですが、帰るとなぜか「また一から頑張ろう。」そんな気持ちになります。

ご祈祷後はお食事を頂戴します。

海のもの、山のもの、里のもの、赤みそのお味噌汁に癒されます。

実家に帰り、おふくろの手料理を食べてホッとする。

私は今年は豊川稲荷東京別院にお参りし、一年のお礼を伝えに伺いました。

ちょうちんも幕も真っ新になり、お酒もお供え間に合いました。

因みに豊川稲荷様は女性です。伏見稲荷様は男性です。ご存知でしたか?

お稲荷様来年も一年間久光院にご縁ある皆様を御守り下さいませ

少し早いですが、皆様良いお年を


                                   久光院に鳥居がある理由 その1(2018・12・4)

皆様、こんにちは。久光院寺務長です。

久光院境内に朱色の鳥居が有ります。「ここはお寺なの?神社なの?」とご質問下さる方が

いらっしゃいます。

久光院はお寺です。でも、鳥居が有ります。「何故なのでしょうか?」

旗には『稲荷(いなり)』と有ります。

お稲荷様は神様です。「お寺に神様?」

実はお寺の境内を守護下さっているのは、仏様(如来や菩薩)ではなく、

土地の神様なんです。鎮守(ちんじゅ)様とお呼びします。

お寺によって、鎮守様が違います。八幡様であったり、春日明神様だったり、

当院は『豊川稲荷』様です。

では、お社の中をご案内致しましょう。


たくさんの白いキツネが隙間なく並んでいます。

年に一度このキツネ様を盆に乗せて運び出し、浄巾でお体を拭きます。

そして、御神体を愛知県豊川市の妙厳寺にお持ちし、『伽藍安穏(がらんあんのん)』のご祈祷をして

頂きます。

久光院の大切な年中行事です。


住職が御祈祷に行かれるまで、大掃除頑張ります。

「お稲荷様、一年間お護り下さいましたこと心より感謝いたします。」


如何でしたか?これからお寺参りの際は鎮守様がどなたなのか?

も気にかけてご参拝頂けたらと思います。

                                    久光院で続十三仏巡り その2(2018・11・21)

全身を真っ赤にして怒るお姿ですが、弓矢をお持ちで、仏教界の愛の

キューピット、良縁成就の明王様です。

恋愛だけでなく、全ての縁を良縁へと導くお力をお持ちなのです。

二十五回忌は先祖として、子々孫々に必要な試練と喜びの良縁を与

るお仕事を授かるのです。


○番外札所 二十七回忌

こちらのお二方にお願い致しましょう。

まずは遍照の大日様です。

王様の宝冠に座禅僧のようなお手元、正式には胎蔵界(たいぞうかい)大日如来と云います。


もう御一方、金剛の大日様です。

片やこちらも王様の宝冠と忍者のような手元、胎蔵界に対し、

金剛界(こんごうかい)大日如来とお呼びください。

法大師様に『南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)』

とお唱えします。お二方の大日如来様の遍照であり金剛なのです。

二十七回忌、遍照と金剛の両大日様に今一度、手取り足取りこの上ない

悟りの心をご教授頂き、弘法大師様のように、人々を救い導く役目を先

祖として果たすお力を頂くのです。

そして、改めて十三番札所

三十三回忌、虚空蔵菩薩様です。

菩薩の最高位虚空蔵菩薩さまの元で、全ての仏と等しい立場になるのです。


如何でしたか?これにて(続)十三仏巡り、無事結願(けちがん)と致します。

次回はどんなお参りをご一緒頂きましょうか?

最後までお付き合い本当に有難うございました。

つづく

                                    久光院で続十三仏巡り その1(2018・11・4)

皆様、こんばんわ。久光院寺務長でございます。

十三仏巡りでは十三回忌~三十三回忌まで間の年忌がすっかり抜け

落ちている事にお気づきの方もいらっしゃったと思います。

故に今回は十三仏巡りを致します。

○十二番札所

改めて十三回忌の大日如来様です。

忍者のドロンのようなお手元をしています。

こちらを金剛(こんごう)大日如来と覚えて下さい。

○番外札所 十七回忌

十七回忌も続いて、仏の王である大日様です。

こちらの蓮のお花の真ん中にお座りの大日様に参拝しましょう。

十三回忌の大日様とはお手元が違います。

こちらを遍照(へんじょう)大日如来と覚えて下さい。

実は仏の世界には王様がお二人おられまして、どちらも大日如来様なのです。

十三回忌、十七回忌で王様お二方から悟りの心を頂けました


○番外札所 二十三回忌

たくさんの仏様がえがかれています。

こちらを曼荼羅(まんだら)と言います。真ん中の蓮のお花は

どこかで見覚えが・・・中心は遍照大日如来様です。

この中に23回忌の本尊様がいらっしゃいます。

緑で囲った場所をズーム致します


この経本を手のひらに乗せたお方が般若(はんにゃ)菩薩様です。

別名、般若仏母(ぶつも)。般若とは仏の智恵の意味です。

二十三回忌、般若菩薩のお弟子となり、仏としての智慧が完成するのです。


いかがでしたか?初めて聞くお名前の仏様も登場下さいました。

次回も続きをご案内致します。宜しくお願いします

                                    久光院で十三仏を巡ろう その4(2018・10・21)

皆様、おはようございます。久光院寺務長です。

第四回十三仏巡り。今回もお付き合い宜しくお願い致します。


○十番札所

改めて、こちらの阿弥陀様にお願いいたしましょう。


観音様の慈悲の心と勢至様の智慧を合わせると、阿弥陀様のお悟りの心となる訳です。

三回忌、やっと極楽にたどり着く事が出来ました。

では、ここがゴールなのかと云えば、そうではありません。


○十一番札所

こちらの阿シュク如来様を参拝させて頂きましょう。

今回の十三仏巡りの中で一番小さな10センチ程の仏像です。

七回忌の阿シュク様は別名無瞋恚(しんに)如来と呼ばれます。

瞋恚とは、怒り、憎しみを云います。

阿シュク様は怒り、憎しみの思いで、心を乱す事は決してありません。

また、妙喜(みょうき)如来と云うお名前もお持ちです。妙なる喜び、

この上ない喜びに満たされた悟りの心は金剛であり、

如何なる障りをもはね返してしまいます。

七回忌は阿シュク様から鏡に映るがごとくに何事もありのままに観て

とる邪念無き智慧を頂戴するのです。


いよいよ佳境に入って参りました。

○十二番札所

こちらの客殿の大日如来様にお願い致しましょう。


頭上に宝冠を持ち鮮やかに着飾ったお姿です。

過去の札所のお写真で確認頂きたいのですが、如来様の髪は螺髪

(らほつ)と云い、パンチパーマのような髪型をされています。

装飾品は身に付けていません。

なのに、大日様だけ、着飾っています。なぜでしょう?

実は大日様は仏様の最高位、王様なのです。

故に王冠をかむり、着飾っているのです。

十三回忌はこの上ない悟りの心を頂いて、先祖として子々孫々

を力強く導くお力を得るのです。


○十三番札所

では、最後の十三番札所は三十三回忌虚空蔵(こくうぞう)菩

薩様にお参り致します。

納骨堂にお祀りされている虚空蔵様に結願※のお経をお供え致

しましょう。

※結願(けちがん)札所巡りを無事に終えるの意味 


白木のお体ですが、頭には宝冠を、お体は沢山の装飾品を身に纏(まと)っています。

虚空蔵様は菩薩の中で、最上位です。証としての宝冠なのです。

虚空は宇宙。無限の広がりを持つ宇宙のごとき智慧と慈悲の菩薩様です。

三十三回忌は最高位の菩薩から宇宙のごとき智慧と慈悲の心を頂いて、

全ての仏(如来や菩薩など)と等しい位を頂く年忌なのです。

                    

いかがでしたか?お寺一ヶ寺で十三仏を巡る事ができるのですね。

お付き合い有難う御座いました。

次はどんなお参りを案内させて頂きましょう

次回は来月5日頃の更新を考えています。

          

                                    久光院で十三仏を巡ろう その3(2018・10・5)

皆様,こんにちは久光院寺務長です。

第三回目になります。久光院十三仏巡り。

元気にお参り致しましょう。


○六番札所

当院本尊の弥勒菩薩にお願いしましょう。


当院の弥勒様は五輪塔をお持ちです。

弥勒様は「何が有ろうとも最後は私が総てを救う。」とお誓いをたてました。

旅立ちの最後の準備である六七日は不安で一杯の亡者に、

「大丈夫、私が付いている。胸を張って」と勇気を頂くとも言えましょう。



○七番札所

七番札所は本尊様のお傍にいるお薬師様に参拝しましょう。

正式には7回目の7日で七七日(しちしちにち)と申します。

49日は通称名です。この日を以って、仏(ほとけ)と成るのです。

七七日、仏としての第一歩を共に踏み出して下さるのがお薬師様です。

薬を一粒頂くとこの世の悩み苦しみが消え、みなぎる力を頂戴します。

これで、霊魂(たましい)でありました亡きあの方が仏様と成られました。


八番札所に行く前に、こちらの写真を見て頂きましょう。

真ん中は阿弥陀如来、左右に観音様と勢至菩薩様。これを阿弥陀三尊

(あみださんぞん)と申します。

観音様は蓮のお花を持ち、勢至様は合掌しています。

阿弥陀様は西方極楽浄土の主(あるじ)です。極楽に迎い入れて下さ

る為の準備が必要になって参ります。


○八番札所

では、八番札所こちらの観音様は客殿にお祀りされています。

金色の聖(しょう)観音様です。

観音様は阿弥陀様の(慈悲の心)を完全に備え持った一番弟子です。

百か日は極楽に至るために観音様から阿弥陀の慈悲の心を授かるのです。

因みに百か日は卒哭忌(そっこくき)とも言います。

哀しみの涙を卒業すると云う意味です。


○九番札所

続いて、九番札所は三階霊廟の勢至菩薩様をお参りします。


こちらの勢至様は合掌して少し膝を曲げたお姿です。

勢至菩薩様は阿弥陀様の【智慧】を完全に受け継いだお弟子です。

因みにお隣にお立ちなのは勿論阿弥陀様です

一周忌で、勢至様から阿弥陀の智慧を頂くのです。

これで準備が整いました。


いかがでしたでしょうか?

今回はここまでに致します。

次のお参りをもちまして、十三仏巡り結願(けちがん)できればと思っています。

次回は21日弘法大師さまの日に更新出来ればと考えています。

宜しくお願いします。


                                    久光院で十三仏を巡ろう その2(2018・9・21)

皆様こんにちは久光院寺務長です。

前回の十三仏巡りの続きをお参りしたいと思います。


○三番札所

こちらの文殊菩薩様に参拝しましょう。

文殊様は唐獅子(ライオン)に乗り、手には剣と巻物をお持ちです。


文殊様はお身体が真っ黒ですが、唐獅子はカラフルです。

三七日には三人寄れば文殊の知恵。仏の智恵をお授け頂きます。


○四番札所

四番札所は文殊様と対にお祀りされている、こちらの普賢菩薩様にお参りしましょう。


文殊さまがライオンならば、こちらは白い象に乗っています。

お釈迦さまの悟りの【智恵】を文殊さまが【慈悲の心】を普賢さまが受け継いでいます。

四七日仏としての真の優しさを授けて頂くのです


○五番札所

五番札所は境内に出てみましょう。

こちらは久光院地蔵尊。別名延命地蔵さまにお願いしましょう。

お地蔵さまが町の辻々にお祀りされているのは我々が道を間違わないように。

五七日は極楽に続く大変な旅路、仏としての筋道を教わるのです。

また、閻魔さまから判決を言い渡される日でもあります。

閻魔さまが裁判官ならば、お地蔵さまが弁護士のお役目です。

故に併せて閻魔さまにもお参り致しましょう。

こちらが

大広間入口にお祀りされている閻魔さまです。

今の時点で、閻魔さまにお会いしたならば、どんな場所に決まるのでしょうか?

地獄は嫌ですね・・・

まだまだ挽回の余地ありです。


いかがでしたか?

今回は五七日(35日)までお参り致しました。

次回は十月上旬に更新予定です


                                    久光院で十三仏を巡ろう その1(2018・9・7)

こんにちは久光院寺務長です。

突然ですが、皆様は『十三仏』を御存じですか?

 

関西では、十三仏巡りがとても盛んです。

奈良、京都、大阪、和歌山、神戸と霊場があります。

 

関東では、鎌倉十三仏巡りが有名です。(私はまだお参りしていません。ごめんなさい)

今回、久光院のお寺だけで、十三仏巡りをやってみようとの企画です。

でも、本当にそんな事出来るのでしょうか?

 

ではお参りを始めたいと思います。

*十三仏について

初七日に始まる仏事、ご法事毎にお世話になる仏様(先生)が変わります。

先生にその専門分野を学びながら、仏(先祖)としての階段を登っていく。

かみ砕きすぎた説明ご勘弁下さい。

その代表的な先生が十三仏様です

 


○一番札所

一番札所は久光院の厄除不動様にお願い致しましょう。

炎が特徴的ですね。この炎で108煩悩を焼き尽くしてくれるのです。

怒った顔なのですが、なんとも愛らしいお不動様です。

初七日、まずは煩悩を捨てる事から始まるのです。

 

○二番札所

二番札所は階段踊り場のお釈迦様をお参りしましょう。

こちらの額をよく見て下さい。

👆真ん中に大きく座るのがお釈迦様です。

では、周りの凸凹しているのは何なのか?

少し、近づいて見てみましょう。

👆この可愛いのが、お釈迦様です。産まれてすぐに立ち上がり「天上天下唯我独尊」と

お話されたそうです。

👆こちらが七年苦行中の姿。

👆これはスジャータと云う娘さんにミルク粥を頂く場面。

この後、21日間座禅されて、お悟りを開かれます。

👆そして、80歳、涅槃(ねはん)。お亡くなりになる場面。

周りには、お釈迦様一生涯が描かれていたのです。 


二七日は、お釈迦様から仏としての心構えをお説法(ご教授)頂くのです。


今回は二番札所までご案内致しました。

いかがでしたか?

久光院のお寺だけで最後の十三番札所まで無事にお参り出来ますでしょうか?

次回もお楽しみに・・・


                                    久光院はご祈祷(ごきとう)もさせて頂いています。(2018・8・8)

                                                         みなさま初めまして、久光院寺務長です。


                                                         現住職に代替わりした時から、お傍にお仕えしている僧侶です。

                                                         HPが新しくなったこの機会に、まず、皆様に久光院を、詳しく紹介出来たらと思っています。

                                                         定期的にアップして参ります。

                                                         これから宜しくお願いします。


                                                         第一回目に御紹介しますのは、当院のご祈祷について説明させて頂きます。

                                                         どんな雰囲気なのかを少しだけお感じ頂ける様に動画をアップ致しましたので

                                                         ご覧頂けたらと思います。


                                      1.導師入堂

                                                          当院本堂にて祈願致します。

                                                          導師がお鈴を鳴らし、入堂している様子です。

                                                          この時、祈願者は先に本堂に待機頂いています。

                                      2.祈願文読み上げ

                                                         祈願者の願い事(厄除け、交通安全など)を

                                                         導師がご本尊様にお伝えしている様子です。

                                      3.読経(どっきょう)

                                                         当院は太鼓を打ち鳴らし読経祈願を行なっている様子です。

                                                         ご祈祷の流れを紹介いたしましたが、いかがでしたか?

                                                         少しでも雰囲気を感じて頂けましたでしょうか?

                                                         当院は法事等の供養だけでなく、ご祈祷もさせて頂いているお寺です。

                                                         今後も色々なことをご紹介したいと思いますので、

                                                         また、「お寺散策コラム」をご覧ください。