ご葬儀とは、故人との日々を振り返り、悲しみを受け入れるための、遺族にとって大切な別れの儀式です。一方で、亡くなった人にとっては、お釈迦様の弟子としての戒名を授かり、子々孫々縁者を守り導くため、仏門に入る得度式でもあります。
真言宗においては、宇宙生命の本源である大日如来の大生命に包まれた弥勒浄土の世界に故人が帰っていくことを願うというのが葬儀の精神です。そこで、授戒(仏弟になるうえで必要な戒律を授かる)、表白(大日如来などの諸仏、諸菩薩に対して故人への功徳を願う)、神分(閻魔法王などへの故人の減罪、生善、成仏を願う)をはじめ、さまざまな秘印明(印を結び、真言を唱えること)を授けるといった引導作法を行うことにより、即身成仏、つまり仏様の世界(悟りの世界)へと導いていくのです。
※近親者のみの小さなお葬式(家族葬)を行いたいという方もご相談ください。
※斎場利用は、在来の仏教であれば、宗旨・宗派を問わずご利用いただけます。
1 ご逝去のご連絡
2 お通夜・ご葬儀の日程を調整します。
3 詳細等ご相談させていただきます。(故人のお人柄や趣味、ご活躍に因んだお戒名をお授けさせて頂きます)
4 お通夜
5 ご葬儀
6 繰り上げ初七日(葬儀に引続き、初七日を行ないます)
※ 戻り初七日の御希望の方ご相談下さい。
7 火葬場での読経
ご法事とは、残された家族が集まって故人があの世でよい報いを受けてもらうために営む追善供養です。また、故人を供養することを通じて、自分たちが今あることに感謝する節目の仏事でもあります。
家族、親族の皆様でお集まりいただくことがもっとも望ましいですが、ご参列者がお一人様でも本堂にてお勤めさせていただいております。
大広間(客殿)は膝や腰に負担がかからない椅子テーブル席を完備していて、法要後の御食事場所としてご使用いただけます。
1 希望日のお伺いと日程調整
2 ご希望の方は、塔婆の申込み(二週間位前までに)
3 ご法要
4 納骨の場合は、墓前にて読経
5 ご希望の方は、本寺客殿でお食事もできます
初七日(しょなぬか) | 7日目 ※最近では葬儀当日に行われることが多いです。 |
ニ七日忌(ふたなぬか) | 14日目 |
三七日忌(みなぬか) | 21日目 |
四七日忌(ししちにち・よなぬか) | 28日目 |
五七日忌(ごしちにち・いつなぬか) 三十五日(さんじゅうごにち) | 35日目 |
六七日忌 (ろくしちにち・むなぬか) | 42日目 ※ニ七日忌〜六七日忌までは遺族だけで供養します。 |
七七日忌 (しちしちにちき・しちなぬか) 四十九日 (しじゅうくにち) | 49日目 遺族、親族、友人、知人など、故人とご縁のあった方に参列いただき、僧侶による読経の中で、皆様にご焼香・献灯をしていただきます。 ※この日が忌明けとされます。本位牌を仏壇に納め、白木の位牌を菩提寺に納めます。 また、この日に納骨するケースが多いです。 |
百か日忌、百箇日(ひゃっかにち) | 100日目 |
白木のお位牌
塗りのお位牌
新しくお仏壇を設けられる際は、御本尊様
遺影(仏壇に飾られているもので構いません)
献花 (ご本堂用花1束・墓前用花1対)
お供物 (故人のお好きだったお菓子や果物など)
一周忌(いっしゅうき) | 満1年目 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食をします。 |
三回忌(さんかいき) | 満2年目 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食をします。 |
七回忌(しちかいき) | 満6年目 遺族、親族で供養するのが一般的です。 |
十三回忌(じゅうさんかいき) | 満12年目 |
十七回忌(じゅうしちかいき) | 満16年目 |
二十三回忌 (にじゅうさんかいき) | 満22年目 |
二十七回忌 (にじゅうしちかいき) | 満26年目 |
三十三回忌(さんじゅうさんかいき) | 満32年目 ※三十三回忌は弔い上げ(とむらいあげ)とも言われます。仏教では死者は33年目にはどんな人でも無罪になって極楽浄土に行くとされています。 仏壇の戒名を記した位牌は、繰出し位牌(回出「くりだし」位牌ともいい、戒名や法名を記載した8~10枚位の札板を入れる箱が台座に付いている 位牌のこと)にして、これ以降は、この繰出し位牌と「◯◯家先祖の霊」の二つの位牌を祀ります。 |
お位牌
遺影(仏壇に飾られているもので構いません)
献花 (ご本堂用花1束・墓前用花1対)
お供物 (故人のお好きだったお菓子や果物など)
※各種ご祈願、承ります。お気軽にご連絡ください。
ご葬儀・ご法要につきましては、直接お電話にてお問合せください。
Tel 045-531-0211